LCスケールの結果(5歳9カ月)

こんにちは。
ずぼら母ちゃんこと渡辺さつきです。

さて、今日は5歳9か月の時に受けた言語・コミュニケーション発達スケール(LCスケール)の結果についてお話ししたいと思います。

広告

5歳9カ月の時のLCスケールの結果は

前回のLCスケールから1年経ったので、再度LCスケールをしていただきました。

今回は1年間家庭で取り組んできたことの成果が出た結果となり、うれしい限りでした。

LCスケールは、0 〜6 歳の言語コミュニケーション発達を基盤にしてつくられました。ことばの領域を限定しないで、総合的な言葉の発達を評価します。言語コミュニケーション年齢(LC 年齢)と言語コミュニケーション指数(LC 指数)、そして、その下位領域の「言語表出」「言語理解」「コミュニケーション」のそれぞれのLC 年齢・LC 指数で表したものです。

 

5歳9カ月時のLCスケールの結果

生活年齢 :5歳9カ月

言語表出 :5歳3カ月 LCQ=93

言語理解 :6歳0カ月 LCQ=106

コミュニケーション:5歳9カ月 LCQ=103

総  合 :5歳7カ月 LCQ=97

 

○検査全体の様子
  • 言語やコミュニケーションの伸びを捉えるために、1年ぶりに言語・コミュニケーション発達スケールを実施しました。
  • 今回は、言語理解の面が大きく成長しました。前回実施時には一番落ち込んでいた部分でしたが、前回難しかった、位置の表現(「~の上」「~の下」「~の横」)や、疑問詞(「どこ」「いつ」「だれ」「なに」)の理解に大きな伸びが見られました。セラピストの教示をよく見聞きして正しく答えたり、集中して取り組んだりできるようになりました。

 

○情緒発達・コミュニケーション
  • 引き続き、コミュニケーションへの意欲は高く、その意欲にスキルが追いついてきており、楽しいやりとりやスムーズなやり取りが可能となってきています。
  • 自分自身の気持ちや思いを、言語化して表出することができるようになってきていることは、相互的なコミュニケーションの基本となりますので、今後も伸ばしていけると良い部分だと思います。

 

4歳9カ月時のLCスケールの結果との比較

生活年齢 :4歳9カ月 → 5歳9カ月

言語表出 :4歳2カ月 LCQ=90 → 5歳3カ月 LCQ=93

言語理解 :4歳0カ月 LCQ=83 → 6歳0カ月 LCQ=106

コミュニケーション:5歳3カ月 LCQ=107 → 5歳9カ月 LCQ=103

総  合 :4歳3カ月 LCQ=87 → 5歳7カ月 LCQ=97

 

  • 言語表出は、時間経過の1年に比べて発達は1年1カ月とほぼ時間経過と同じだけ進み、指数的には少し改善した。
  • 言語理解は、時間経過の1年と比べて発達は2年進み、指数的にも改善した。
  • コミュニケーションは、時間経過の1年と比べて発達は6カ月にととどまり、指数的には少し悪くなった。
  • 総合的には、時間経過の1年と比べて発達は1年4カ月進み、数値的にも改善した。

 

前回1番苦手だった言語理解の分野に大きな伸びがみられ、今回は1番得意な分野になっていました。

また、うれしいことに、前回の課題だった「位置の表現」と「疑問詞の理解」について大きな伸びがみられたという評価をいただきました。

その他にも、先生の教示をよく見聞きして、正しく答えたり、集中して取り組んだりすることができるようになったとの評価をいただいたのですが、この回から心理の先生が変わったので、主観的な判断部分については、比較できていないかもという心配は若干あります(汗)。

また、状況理解・予測が苦手であるという指摘を受けませんでした。この部分も、家庭でかなり気にして取り組んでいた部分だったので、今回記述がなかったことはプラスのこととしてとらえています。

結局、今回課題として指摘されたことは、自分自身の気持ちや思いを言語化して表出することを今後も伸ばしていくことでした。

結果を受けて思ったこと

特にこの1年間「位置の表現」「疑問詞理解」については、ずっと家庭で取り組んでいたことだったので、この部分がクリアできて、しかも言語理解が一番の得意分野になっていたということは、今後に希望が持てる事だなあと思いました。

たとえ発達障害があっても、取り組み次第で、しっかり苦手な能力を伸ばしていくことができるのだということが明らかになったわけで、本当にやったぁという感じでした。

この後も、引き続き幼稚園であったことをお話ししてもらう作戦を続けていくということで、今回の課題をクリアすることをめざしました。

ただ、1つ心配なのが、今回先生が変わってしまったこと。
今までの発達の経過を知らない先生なので、もちろん今までの記録は見てくださっていると思いますが、やはり実際にご自分が見ていないことについては、見立てが甘くなることは確か、かなとも感じました。

 

2歳から6歳までに受けた発達検査・知能検査の結果を一覧にまとめています。検査結果の移り変わりが見られますので、よろしかったらご覧ください。

広告

 

 

コメントをお待ちしています!