幼稚園・保育園・学校はストレスがいっぱい!様子が変だと思ったら・・・
こんにちは。
ずぼら母ちゃんこと、渡辺さつきです。
ご無沙汰してしまい申し訳ありません。
新学年を迎え、そろそろ生活も落ち着いてきた頃でしょうか?
今回は、幼稚園・保育園や学校でのストレスについてお話ししたいと思います。
新しい生活はストレスがいっぱい
年度が替わって、進学された方、進級された方と状況はいろいろだと思います。
進学なさった方はもちろん、環境の変化が大きいので気を付けて生活なさっていると思いますが、進級なさった方も、ぜひ今の現状は、思っている以上にストレスがかかっているということを、心の片隅に置いておいていただけるといいかなと思います。
進級といっても、
- 担任の先生が変わったかどうか
- クラス替えがあるかどうか
といった条件によって、ストレスの関わり具合は違います。
また、担任の先生も変わらないし、クラス替えもなかったという場合でも、大体は
- 部屋が変わる
- 靴箱が変わる
- 日課が変わる
などなど、様々な変化があるはずです。
こうした変化は、小さいものであっても積み重なると大きな不安となりますので、1学期が終わるくらいまでは慣らし期間と割り切って、おおらかな目で見てあげるといいと思います。
小さな変化を見逃さない
進級・進学時には大きなストレスがかかりがちですが、もちろんそれ以外の時にもストレスはかかっています。
ストレスがあることを表現できる場合はそれほど心配はいらないのですが、多くの場合はストレスがあることを表現できないか、または、ストレスがかかっていることを自分で気づいていないかのどちらかの場合が多いと思います。
そうした時に、振る舞いや身体面にちょっとした変化が起きることがありますので、ぜひ注意をしてあげてくだい。
小さい頃は、まだわかりにくいと思いますが、大きくなって回数を重ねてくると、少しずつ個人個人の傾向が出てくるようになります。
たとえば、柚樹の場合は
- チック(目をパチパチする、鼻をすする、などなど)
- 頭が痛くなる
- お腹が痛くなる
などの症状が現れます。
なまけでは?と心配になるところですが、本人も結構つらいものですので、様子をしっかり見ながらズルズルと怠学につながらないようにして、サポートしていくことが必要となってきます。
柚樹の場合は、新学期のストレスではありませんでしたが、小学校3年生~4年生の時に私がそのシグナルとうまくキャッチできず、フォロー不足で学校を1学期間休むことになってしまったので、是非お子さんの状態をしっかり見てあげてくださいね。
様子が変だと思ったら・・・
いつもと様子が違うかもしれない・・・と気づいたら、どうすればいいでしょうか?
まずは、優しい笑顔でゆっくりとお話を聞いてあげてください。
すごくつらそうな様子だったら、幼稚園・保育園や学校を休ませてしまうのも、1つの手だと思います。
たいていの場合、2~3日のんびりさせてあげて、ゆっくり甘えさせてあげると、通常の生活に戻っていくものです。
その時には、ぜひ、覚悟を決めて(?)お子さんのお話をゆっくりじっくり聞いてあげてください。
すると、考えていなかった部分でストレスを抱えていることに気づいたりします。
普段は、それほどゆっくりお話をする時間はとれないと思いますので、なんだか様子が変かな?と思った時には、じっくりとお話をするということを心がけていると、それほど大ごとになる前に対処することができると思います。
お話を聞くと書きましたが、うまくお話ができない段階ということもありますよね。
その場合は、ゆっくり寄り添って、一緒に遊んであげるだけでも十分落ち着いてきます。
決して否定的な言葉がけをせずに、命にかかわるとか怪我をするなどの危険な時以外は、すべてを受け入れて一緒に遊ぶというスタンスも必要です。
自己有能感・自己万能感を高めてあげることが、自己肯定感につながってきますので、ぜひたくさんほめてあげてください。
幼稚園・保育園や学校は、思っている以上に否定される場
ちょっと、衝撃的な見出しを書きましたが、実は集団生活の中では、ちょっとしたことで他人と比較されて、ディスられる場となってしまいます。
周りの子供たちも大人も、全然そんなつもりはないので全く気づかないのですが、本人にとってはどうにもならないくらい嫌な思いをしていたということがよくあるのです。
- 比較に敏感な子供にとっては、自分ではなく一緒にいたお友達が褒められただけで、自分がけなされたと感じることもあります。
- 何でも自分が1番でなくては嫌だと思っている子供の場合、何かで2番になってしまったというそのことだけで、自分のすべてが否定されてしまったと感じることもあります。
- 親は先生に声掛けをしてもらって、かわいがってもらっているなぁと感じていたのに、本人は苦痛で苦痛で仕方がなかったということもあります。
これらのことというのは、周りから冷静に見ているだけでは、全然気づかないことなんですよね。
お子さんとゆっくりじっくり話すことで、初めてどんなことを思っていたのかがわかるのです。
えっ?そんなこと??と思うこともしばしばなのですが、本人にとっては大問題なので、ゆっくりと相手を否定することなく話を受け止めてあげて、その上で、お子さんが悲しむ必要ないことを何度も話して聞かせてあげることが必要となってきます。
この話し合いは、延々と繰り返されるものです。
10回やそこらでは、すとんと落ちてはくれません。
でも、確実に気持ちに変化が起きてきますので、気長に取り組んでください。
柚樹の場合も、現在中2ですが、まだまだ繰り返しています。
でも、確実に反応は違ってきていて、目に見えて落ち着くのが早くなってきました。
集団生活の中にいると、かなりのストレスを抱える可能性があるということを知っておくだけでもフォローの仕方が変わってきますので、ぜひちょっとした変化があったときには、参考にしてみてください。
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