家庭で行った「かして」「どうぞ」、選ぶこと、分別訓練、楽器による模倣練習

こんにちは
ずぼら母ちゃんこと渡辺さつきです。

今日は6回目の心理リハ(3歳0か月)を受けて、家庭で取り組んだことについてお話ししたいと思います。

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「かして」「どうぞ」はいつでも使えるように

要求言語は、これまでにもずっと継続して取り組んできたものなので、だんだん日常生活の中でも定着してきていました。

ただ、使えるようになったからといって油断してしまうと、元に戻ってしまう(使わなくなってしまう→使えなくなってしまう)ので、遊びで仕組むこと、日常生活で使う事は常に心がけていました。

パズルで練習する場合は、6回目のリハで心理の先生がやってくれたのと基本的に同じように行っていました。

前回の記事では、心理の先生が動物のパズルを使って訓練してくださったので、やっていただいた通りに同じおもちゃで書きましたが、これはもちろんお手持ちのパズルでOKです。

ただ、いわゆるジグソーパズルは分かりにくいので、1つのピースが1つの動物とか1つの野菜とかになっていて、ピースごとに表しているものが分かる物を使う方が練習しやすいと思います。

柚樹の場合はアンパンマンのパズルで楽しみました。

そのほか、要求言語の練習についての記事でも書いたように、家にあったおもちゃを使って、「かして」「どうぞ」の練習をしていました。
どんなおもちゃを使っていても、「かして」「どうそ」の練習は出来るので、是非いろいろなおもちゃで遊びながら練習してもらえたらと思います。

また、おもちゃを使わなくても、たとえばハサミを「かして」「どうぞ」、絵本を「かして」「どうぞ」など、日常生活でも、要求言語を使わせることは常に心がけていました。

お子さんの様子を見ていれば、お子さんがわざわざ「かして」と言わなくても、使いたがっていることは察することができるわけですが、そこはぐっと我慢です。
遊びの場面で使うことから、日常生活で使う事に広げることは非常に大切なことになるので、遊びで練習したら、その後かならず、日常生活に広げるという視点を忘れないようにしてくださいね!

自分で選ぶことをしっかり覚える

2つの中から1つを選ぶ、3つの中から1つを選ぶなどの選択練習も、おもちゃを使ってよく遊びながら練習しました。

自分で選ぶというのは、とても必要な力となります。

柚樹は選ぶことについてはそれほど苦手なことではなかったですが、いつでも選択させることは心がけていました。

おもちゃを使うときは、6回目のリハで心理の先生が行ってくれたような流れが基本形ですが、その他にも、例えば、「次は何して遊ぶ?」といくつかのおもちゃを見せて選ばせたりをしていました。

選ぶという事は、日常生活でもいろいろな場面でしていますよね。

だから、本当に様々な場面で仕組むことができます。

たとえば、「オレンジジュースとリンゴジュース、どっち飲む?」「クッキーとチョコレート、どっち食べる?」「この洋服とこの洋服、どっちを着る?」などなど。。。

いくらでもアイデアが出てくると思います。

ちょっとした意識で、1日に何度も練習できると思うので、気楽にやってみてください。
やろうと思って日々を過ごすのと、何も考えずに過ごすのでは、やっぱり回数的に違ってきます(^^)

分別練習をやってみる

分別の練習は、おもちゃを使った遊びの中で練習することがほとんどでした。
日常生活では、お片付けの中で分別の練習をしていたという感じかな?
それ以外に、日常生活の中で考えつかなかったんですよね…。

分別練習の基本は、前回の記事でご紹介したおもちゃ「プラステン」を使って、6回目のリハで先生がしてくださった流れで行いました。

でも、慣れてきてからは、先生がしてくださった流れにプラスアルファのバリエーションを加えたりして遊んでいました。

いくつかのバリエーションで、固定化を防ぐ

基本:2色のリングを色別に分別しながら棒にさしていく。

応用:3色のリングを色別に分別しながら棒にさしていく、など。

2色から3色に、3色から4色または5色に変えることで、柔軟性を養えます。

同じ色数だけで行ってしまうと、それが固定化しルーティンになってしまうので、それを崩しておくことで、柔軟性につながります。

少しずつステップアップして色数を増やすと、固定化を防げますね。

また、リングの数がいつも10個ではなく、10個の色があったり、8個の色があったりなど、個数を変えることでも、固定化を崩すことができます。

また、この訓練では、リングの穴に棒を通すという手の動かし方の訓練にもなっています。

棒でできるようになったら、ひもに通すなど、いろいろなバリエーションを広げることができます。

柚樹はこの活動は好きだったので、家庭でも喜んでやっていました。

楽器で模倣を促す

楽器で模倣を促すのは有効な手段なのだそうです。

ちょうどちょっと前から家庭でも模倣を促す取り組みをしていたので、それにプラスして太鼓の模倣も行いました。

我が家で使ったのは、太鼓の達人のおもちゃではなくて、楽器のおもちゃでした。

先生が行ってくれたのと同じような流れで遊びながら練習していました。

また、楽器の模倣をすることは、相手の指示に従うという訓練にもなります(^^)

お子さんと楽器演奏を楽しみながら、是非取り組んでみてください。

 

そのほかにも、もちろん風船で遊ぶことや、指さし練習、感覚統合練習など、今までに行ってきていることは、継続して行っていました。
あまり出来ていないなあと言う事はほぼ毎日行う事が目標で、定着しているものの継続練習は、時々行うという感じです。

今回記載した記事は、前回の記事(6回目の心理リハ)の記事が前提になっていますので、もしよろしかったらご覧ください。

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