手抜きのすすめ!心の余裕が良い結果を生む
こんにちは
ずぼら母ちゃんこと渡辺さつきです。
今日は心に余裕を持つための手抜き生活についてお話したいと思います。
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燃え尽き症候群にならないで
燃え尽き症候群というのは、一生懸命頑張っていた人が、ある日突然やる気を失ってしまう事をいいます。
ものすごく頑張って献身的に働いたのに、思うような結果が得られなかったり、頑ん張り方に無理があったりすると、少しずつ心のエネルギーが消耗していって、最後には0になってしまいます。そうするとある日突然動けないという状態になってしまいます。
朝起きれなかったり、起きても思うように活動できなかったり、洗濯をしなくてはと思っても洗濯機の前まで行けなかったり、家の片づけをしなくちゃと思っても身体が動かなかったりと、何もかもがうまくいかない状態。もちろん職場にも行けなくなってしまいます。
心のエネルギーがなくなることで、身体に不調が現れてしまうんですね。
燃え尽き症候群になる様子を間近で見て
以前、私は燃え尽き症候群になってしまったのではないかというお母さんとお話をしたことがあります。
そのお母さんは、今までにも何度かこのブログに登場していただいている自閉症スペクトラムの小学生のお母さんです。
小学校に入学するまでに、IQ50をIQ85まで伸ばしてきたという、頑張り屋のお母さん。
入学前は生き生きとしていた
彼女と初めて会ったのは、小学校入学直前の春休み中でした。
その頃の彼女は、溌剌としていて、やる気満々。
ものすごくパワフルでした。
表情も明るく、自信にあふれているように見えました。
今までの子育ての方法について、知能検査の結果を見せながら私たちに話してくれ、普通学級で頑張らせますと宣言して帰って行ったのでした。
学校に通い始めてしばらくして変化が
入学してしばらくのうちは特に変化はありませんでした。
でも、だんだん、お子さんが落ちつかなくなってきました。
普通学級のペースに合わせられなかったのですね。
常同運動がひどくなり、一人でブツブツ喋りながら、教室の後ろの方を行ったり来たりする状況が続いてしまったんです。
その頃から、お母さんの様子が変わってきました。
提出物を出さなかったり、ちょっといい加減な感じになってきたのです。
そして、子どもの身なりにも変化が出てきました。
どうも夏に向かう暑い時期にお風呂に入っていないようなのです。
洗濯も怪しい感じです。
学校としても、これ以上この状態を続けるのは一層事態を悪くしていくだけだと判断して、そのお子さんを通級指導教室に出来る限りいてもらうという決断を下しました。
(この子の通っている学校内に通級指導教室があるために、このような対処が出来ました。この家族は通級指導教室があるという事で、わざわざ引っ越してこの学校に入学していました。)
挫折感が燃え尽き症候群のトリガーだったのかも
この頃のお母さんはおそらく燃え尽き症候群だったのではないかと思います。
一生懸命頑張って、IQも知的障害レベルから普通の子レベルまで回復した。
これで大丈夫。そう思って普通学級に入ったのに、うまく適応することができなかった。
この挫折感は、今までピーンと張りつめていたお母さんの心の糸をプツンと切ってしまったのではないかと思うんです。
もちろん想像でしかないですが…
それでも、ほとんどの時間を通級指導教室で過ごすようになって(←本当は違反です。普通はそんなことはできません!)、お子さんが落ちついてくると、お母さんの気持ちも少しずつ回復していきました。
燃え尽き症候群になる危険性は誰にでもある
自閉症スペクトラムのある子どもの子育ては、それでなくてもストレスが多いので、こういう危険性をしっかり認識しておいた方がいいと思います。
- あまり、療育にのめりこまず、楽しむ!
- 手を抜けるところは手を抜いて!
- 適度な心の余裕を残して!
この3カ条はとても大事なことです。
忙しすぎたり、療育にのめりこみすぎたりすると、心に余裕がなくなってきますので、ずぼらマインドはいつも忘れずに持っていたいところです(笑)
特に有能で頑張り屋さんは注意
先述のお母さんもそうなのですが、お母さん自体が有能で頑張り屋さんであればある程、燃え尽き症候群の可能性が高くなってしまうと思います。
このブログを読んでいるあなたは、きっと目の前のかわいいお子さんを必死で支えているんだと思います。
じゃなければ、わざわざ読みませんよね。
だから、有能で頑張り屋さんのあなたには、しっかり頑張って手を抜くことをおすすめします(笑)
児童デイサービスをうまく使えば、行っている間は少し一息つけるかも。
通販や宅配サービスを使えば、子どもを一緒に連れて行かなくても済むから、楽に買い物できるかも。
好きなおもちゃで遊ばしている間は夢中で遊んでくれるから、その間はゆっくりできるかも。
そんな風に、気を休める場面を必ず用意してもらいたいと思います。
そして、療育も「うまくいかない時もあるさ~」の気持ちを忘れないでほしいと思います
いつも気を張り詰めていては、いつかプツンといってしまう…
その事をいつも心の中に留めておいてください。
手抜きのすすめ(笑)
ちなみに、私は柚樹が自閉症スペクトラムだと分かる前から、手を抜けるところは手を抜いていました(^^;
例えば、働いていたという事もあって生協を二つ頼んでいましたし(今は働いてませんが、それでも2つとも継続して利用しています)、通販だってかなりの頻度で頼んでいます。
通販は、頼めば次の日には届くから、今度の土日に行こうなんて思っているよりも早いし、確実。
お料理も、生協では刻んである野菜が手に入ったり、下ごしらえがしてある食材が売っていたりするので、そのあたりを上手に使いながら、時間の節約をしていました。
生協は一応それぞれの生協の安全基準のフィルターがかかった商品を売ってくれているので、変なところで買うよりも安心という大義名分もあり、今でもフルで使っています。
我が家では、おうちコープに水曜日に来てもらって、
パルシステムに金曜日に来てもらっています。
1週間に2回来てもらえると、低温殺菌牛乳など1週間もたないものを途切れることなく購入することができるので、すごく便利なんですよね。
それから、それぞれの扱っている商品のコンセプトが違うところもまた便利で。
おうちコープでは、学校の給食で大人気の「焼きプリンタルト」など普通のスーパーで買えないようなものを取り扱っていたり、いろいろな銘菓を扱ってくれてたりしているので、そういうのを選ぶのも楽しみだったりします。
また、パルシステムでは中1の柚樹が大好きな韓国キムチ味の国産キムチを扱っていたり、手作り味噌のための材料も厳選された商品だったりします。
もちろん、どの生協も冷凍食品はドライアイスをしっかり入れて家まで運んでくれて、とけることはないので、お弁当のおかず(冷凍食品ね。。。)を買ったり、アイスを買うのにも便利なんですよ。
それから、我が家は炭酸水を毎週箱で買っているので、そういう重いものを玄関の中まで運んでもらえるのがすごく嬉しい!
今は、ネットスーパーがかなり普及しているので、生協の存在価値も失われつつあるけれど、私は安心安全のために、いつまでも使いつづけたいなあと思っています。
あ、話が脱線してしまいました。
とにかく、周りのあらゆることを上手に利用して、いつも心に余裕を持つように心がけてくださいね。
あなたの心身の健康が何よりも大切です。
それを忘れないでください。
「手抜き生活=メリハリのある生活が楽しい育児の秘訣」という関連記事を書きました。
ぜひ読んでみてください。
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