年少3学期、状況理解力と会話内容の充実を図る!
こんにちは。
ずぼら母ちゃんこと渡辺さつきです。
さて、今日は4歳2か月時の田中ビネーの結果を受けて、家で取り組んだことについてお話ししたいと思います。
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重点目標は会話の内容の深化
前回の記事で、
- 状況に応じた言語的な理解・説明・類推が苦手な傾向があるので、会話の中で自分の思いを表現させたり、幼稚園であった楽しかったことなどを話させたりする
- 状況理解が難しい時には、柚樹が理解できる表現で大人が説明し、具体的にどんな言動をとればよいかなどを一緒に考えながら教えてあげる
を家庭で取り組む重点課題にするという事を書きました。
これまでに取り組んでいたことは、とにかく、会話をさせること、応答させることなど、わりと表面的な部分の型みたいなことを教えていましたが、今回の課題は格段に難しいですよね。
「状況に応じた言語的な理解・説明・類推」って、考えてみたら、すごい高度!!
だって、まず状況を正しく踏まえて、その上で言語的に理解して、他者に説明して、状況から考えられることを言語的に類推するわけでしょ?
型から内容面にステップアップです。
できない子に、どうやって習得させるの?(^^;
という事で、年少もそろそろ終わりに近づいた3学期からは、いよいよ内容面の取り組みという難しい段階に入っていくことになりました!!
段階を追ってステップアップ
といっても、突然難しいことはできないわけで。
簡単なことからスタートです。
長期目標として、小学校に入学するまでに、「状況に応じた言語的な理解・説明・類推」ができるようになればいいな、、程度に焦らず、ゆっくり。
幼稚園での出来事を話す
まず、幼稚園から帰ってきたら、今日あったことについて聞きます。
「今日は何して遊んだの?」「三輪車」
「三輪車で遊んだんだね。」「うん」
「楽しかった?」「楽しかった」
「そう。今日は三輪車で遊んで楽しかったんだね。」「うん」
こんな感じの会話です。
簡単な会話ですが、同じような感じでずっと続けていると、
「今日は何して遊んだの?」「ボールで遊んだ」
「楽しかった?」「痛かった」
「どうしたの?」「○○くんがぶつけた」
「○○くんがボールをゆずくんにぶつけたの?」「そう」
「今日は、○○くんがボールをゆずくんにぶつけて、いたかったんだね」
「うん。いたかった」
といった感じで、少しずつ内容に広がりが見られ始めました。
もっと、スムーズになってくると、
「今日は、砂遊びした。砂が目に入って痛かった」
などと、質問に答える形ではなく自分で文章を組み立てて、説明をできるようになってきました。
絵本の状況を説明したり、類推したり
また、状況の説明や類推については、絵本を使いながら話しをするようにしていました。
たとえば、
主人公が泣いていたら「泣いてるね。どうして泣いてるのかなぁ」って聞く
主人公が喜んでいたら「喜んでるね。どうしてよろこんでるのかなぁ」って聞く
何かが壊れちゃっていたら「壊れているね。何で壊れちゃったのかなぁ」って聞く
などなど。
難しいことは聞いても分からないから、明らかに分かるようなことを聞いていました(笑)
兄弟げんかもいい題材
我が家には、柚樹の他に2人の子どもがいるので、そのトラブルは大いに、「状況に応じた言語的な理解・説明・類推」の訓練に使えました。
大人が考えもしないようなことで、ケンカが始まったりしますから、本当に生きた題材って素晴らしい。
ケンカが起こりそうな時には、まずしっかりケンカさせてから、お互いの言い分を言わせ、お互いに言い分を聞きあい、原因を探って解決の方法を考えるという事をさせていました。
状況理解が難しい時には、柚樹が理解できる表現で私が説明して、具体的にどんな言動をとればよいかなどを一緒に考えながら教えてあげるっていう、心理の先生からのアドバイス通りのことができるわけで。。。
この実践練習も、ものすごく効果的でした(笑)!
楽しいことが基本です
基本的に、楽しく楽しく、勉強調にならないように。
楽しいと思えないと長続きしないし、コミュニケーションの良さを分かってもらえないし、第一興味を持ってくれない(汗)
柚樹と何かをするというときには、とにかく出発点は柚樹。
柚樹中心に、柚樹が楽しく興味を持ってくれることをやる感じでした。
だから、いつも楽しそうにしている柚樹でした。
ちなみに、中1の今現在もお話し好きで、いつもにこにこしゃべりしてますよ。
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