簡易版JMAPの結果(3歳9か月)

こんにちは。
ずぼら母ちゃんこと渡辺さつきです。

さて、今日は3歳9か月の時に受けた簡易版JMAPという検査の結果についてお話ししたいと思います。

広告

JMAPとは

就学前幼児を対象とした発達スクリーニング検査です。
感覚運動・言語・非言語的認知能力などの発達全般にわたって評価します。
特に体性感覚や平衡感覚の評価なども行うなど、評価領域は行動・認知・運動の幅広い分野にわたっています。
また、従来の発達スクリーニング検査で見逃されやすかった中~軽度の障害を発見することに重点を置いており、通過率を下位5%、25%で分類しています。
簡易版JMAPは、S-JMAPと表され、文字通りJMAPの簡易版です。

簡易版JMAP(3歳9か月)の結果

緑 (標準):「積み木構成」「人物画」「構音」
黄色(注意):「片足立ち」「背臥位屈曲」「文章の反復」
赤 (危険):なし

【感覚運動発達】

・簡易版JMAPにおいては、感覚運動の基礎領域にやや苦手さが見られました。しかし、全般的には日常生活の中で運動などを通して徐々に伸びてきている様子がうかがえます。

 

【情緒発達、コミュニケーション等】
・人からの働きかけに対する応答がよくみられるようになってきています。

 

検査結果には、緑・黄色・赤という色分けで評価が書かれていますが、通過率でいうと
緑・・・25%より上
黄色・・6~25%
赤・・・0~5%
という事になります。

つまり、柚樹の場合は
「積み木構成」「人物画」「構音」は、おおむね通過できている75%の人の中に入っていた。
「片足立ち」「背臥位屈曲」「文章の反復」は、おおむね75%の人たちが通過できる発達段階だが通過できない25%の中に入っていた。
生活年齢的には95パーセントの人が通過できるであろう段階の課題については、全て通過できていた。
という事になるのかなと思います。

検査時の様子

  • 積み木の模倣

立方体をいくつか使って、先生と同じ形にする課題でした。
これは柚樹の得意分野なので、特に悩むことなくさっさと作っていきました。
今までに家庭でも、見立て遊びとして積み木遊びをしてきているので、先生が「お家だよ」などと問題を出してくれたのですが、楽しそうにやっていました。
検査の後で、先生がどう作るかは見せずに、形を提示してやらせているが、パッとできてしまってすごいですとほめてくださいました。日頃やっていると、やっぱり違いますね。

  • 人物画

人の絵を描く課題でした。絵を描くのも比較的好きで普段からお絵かきをしているので、これも特に嫌がらずに取り組むことができました。
できあがった人の絵は、腕がなかったのですが、だいたいの形はとらえられているので大丈夫ですとのこと。

  • 片足立ち

片足で立つのは、家でさせたことがなかったので、それまでできないことを知りませんでした(^^;
検査や心理リハなどで、普段気にしていなかったことをしていただくと、おおっ!?こんなことができなかったのかっ??と驚くことが多く、本当に勉強になりました。

  • 構音(言葉の復唱)

幼児語が残っているので、ツがチュになっていたり(チュみき)、ゾがドになっていたり(れいドうこ)、音位転換があったり(テレビがテベリ)しましたが、一番印象的だったのは、ちょっと長い単語になると全然復唱できなかったことです。
先生が「おひゃくしょうさん」といっても、全然言えない。
普段お百姓さんなんて言葉は聞いたことのなかったので、仕方がないと言えば仕方ないですが…。
もっと昔話などの絵本を読み聞かせておけばよかったかななどと思っちゃいました。

  • 文章の反復

この文章の反復は、特にひどかった。。。
前の項目の言葉の復唱の時と同じ様な感じですが、先生が言ってくれた文章を全く無視して、全然別のことを言い出しました(汗)

  • 背臥位屈曲

いわゆる腹筋ですね。もう、おもしろいくらいに出来ませんでした。。。

検査を終わってのアドバイス

検査の後、先生からいくつかのアドバイスをいただきました。

  • 今のところ、レッドゾーンはなくて、イエローゾーンまで。今までの経過を見ていると、発達が進んできていて良くなってきているので、このまま少し様子を見てみる。
  • 「ごまかし」というコミュニケーションの手段も身につけていて、とても良くなってきている。
  • 言葉の聞き取りに課題が残っている。そこを伸ばすために、家で話す時にはできる限り「言葉のみの指示」をして訓練することが効果的。身振りや目でヒントを与えないようにすること。

という事で、今後は家庭で日常的に「片足立ち」「背臥位屈曲」ができるような取り組みと、言葉でのみ指示をして聞きとらせる取り組みを仕組むことにしました!

次回は、実際に家庭で取り組んだことの様子についてお話したいと思います。

 

2歳から6歳までに受けた発達検査・知能検査の結果を一覧にまとめています。検査結果の移り変わりが見られますので、よろしかったらご覧ください。

広告

 

コメントをお待ちしています!