診断名は共通語。通じない可能性があるなら、使わない?!
こんにちは。
ずぼら母ちゃんこと渡辺さつきです。
今日は、幼稚園に入るにあたって、Drに言われたことについてお話ししたいと思います。
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今までやってきたことの評価は、やりすぎ!?
幼稚園にいよいよ入るという時に、Dr.の診察がありました。
曰く
全体的によくなっているね。
周りの人にも、目に見える成長ぶりではないかと思うよ。
この調子で頑張って!!
この結果を見ると、
今までのやり方がやりすぎだとは、誰も言わないと思うよ
と。(^^;
・・・・・・!!
やりすぎだとは、誰も言わないと思うよ。。。
とは、つまり、先生は今までやりすぎだと思っていたという事ですね(汗)
そんなに、やっていたつもりはないんですが、
そう見えていたんですね。
でも、ま、いいです。
結果がついてきたので(笑)
早期療育が大きな成長のカギ
私と柚樹の場合はラッキーが重なっていたんですよね。
まず、かなり早期に自閉傾向を指摘していただいて、
しかもすぐに診察を受けられたこと。
診察を受けてすぐに、専門機関にサポートをしていただけたこと。
母親の私が、ちょうどその時、育休中で、自宅でいろいろな練習ができたこと。
一応、母親は小学校教員で、発達についての知識があったこと。
幸運が重なって、かなり早期療育ができていたのだと思います。
自閉症スペクトラムのことは幼稚園に言うな!?
こうした柚樹の成長を評価してくださって、
Dr.は、
普通の幼稚園に通うのは当然のことだと思うよ。
その方がよいと思う。
とおっしゃいました。
が、続いて言われた衝撃の言葉!!
幼稚園には自閉傾向のことは言わずに入っていい。
いや、何も言わない方がいい!!
えっ!?もう言っちゃいましたけど??
先生方の偏見が心配
あまりにもびっくりして、心の中では突っ込んだものの、
口に出しては言えなかった、気の弱い私…
でも、Dr.はさらに衝撃的な事を教えてくれたのでした。
先生方にはまだまだ広汎性発達障害についての理解が足りない人が多い。
もし万が一、今までに大変な広汎性発達障害の子どもを受け持ったことがあると、その経験だけで、広汎性発達障害に対して偏見を持つようになる。
その場合、たとえ、柚樹が違うタイプの子どもだとしても、「そういう子」として扱うだろう。
それは絶対に避けなくてはならない。
柚樹は言わずに入った方がいい子どもだよ。
う~ん。
自分自身が教員なだけに、ちょっと信じたくない内容だったのだけれども…
でも、Dr.の考えの正しさを、小学校中学年になって思い知ることになるんです(><;
診断名とは
この時にDr.に言われたことで、とても心に残っていることは、
診断名というのは、柚樹のことを伝えるための共通語としての働きをするものだ
ということ。
だから、共通語としての働きを持たせることができない場合は、
ちょっと考えた方がいいと。
また、その診断名も固定的なモノではなく、
来年は違うかもしれないし、
相手によっても変えるべきだということ。
ちなみに、この時に、
幼稚園には何も言わずに入った方がいい
と言われたことは先程書きましたが、
逆に、市の福祉課の人には
アスペルガーというように言われました。
そして、この後は、ずっと、アスペルガーだということで、
結果的に、診断は変わっていません。
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