児童デイサービスを使い倒せ!

こんにちは
ずぼら母ちゃんこと渡辺さつきです。

今日は児童デイサービスについてお話したいと思います。

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児童デイサービスって?

児童デイサービスというのは小学校に入る前の、障害を持っていたり、発達に心配があったりする子どもの療育を行ってくれる保育園みたいな(ちょっと違いますが、ざっくり言うとそんな感じです)場所を言います。

幼稚園や保育園との併用もできます。

療育に専門性のあるところなので、安心して子どもを預けることができます。

子どもの人数に対する先生の人数も多いので、その子どもの特性に合わせた手厚い指導を受けることができます。
子どもの人数に対する先生の数が多いという事はそれだけ費用がかかるわけですが、市からの補助が受けられます。

ただ、誰でも希望すれば受けられるわけではなく、市に申請してデイサービスを受けてもいいですよという許可を受けなければいけないことになっています。

療育内容は、児童デイサービスを行っている所によって、多少違いがあるので、実際に見学させてもらったり、内容を説明していただいたりして、通う場所を決めるといいですね。

児童デイサービスでしてもらったこと

柚樹も児童デイサービスを受けていました。

それも、2か所。

1つ目は、家から車で10分弱の所にあって、他の希望者との兼ね合い、または行われるプログラムの内容によって、週に2回くらい(希望者が少なければ3回くらい)通っていました。

このデイサービスのすごいところは、様々な体験をさせてくれているところ。

教室や園庭で行う普通の生活もしっかり見てくださるのですが、イベント的なことがとても多かったんです。

例えば、ファミレスでお食事体験とか、百均でお買いもの体験とか、公営プール体験とか、そういう園を飛び出しての体験!

柚樹は長い間静かに待ったりするのはあまり得意ではなかったので(特に食べ終わった後は待っていられなかった…汗)、家族でファミレスに行くとか考えられなかったのです。

でも、ファミレス体験を何度かしていただいた結果、家族でも普通にファミレスを利用できるようになって、本当に大感謝!!

体験させることが発達を促すことは分かっていても、周りの目が気になってなかなか体験させられないことも多いので、プログラムとしてお店側の協力を得てという療育は本当に助かりました。

2つ目は、1週間に1度、毎週曜日固定で、自宅から車で50分くらいの場所に連れて行っていました。

このデイサービスがいいなあと思ったのは、短時間だけではありますが、個別の指導時間を作ってくれていたこと。

先生がマンツーマンで指導してくださって、その様子を知らせてくれたので、それを受けて家庭で気をつけることをこまめに設定できたんですね。

 

児童デイサービスを受けたきっかけ

柚樹の場合、はじめは児童デイサービスを受けようと思っていたわけではなかったんです。

そもそも、児童デイサービスというものがあること自体知らなくて。

病院の心理の先生に、普通の幼稚園では加配が付かないといろいろ難しいかもと言われていたので、では、「普通じゃない」幼稚園って何?と調べてみたら、障害を持つ子どもたちが通う園があることが分かって。

で、直接そこへ問い合わせの電話をかけてみたら、今すぐに療育を受けたいなら、児童デイサービスへと教えてくださって。

このことがきっかけで、児童デイサービスを受けることになったのでした。

児童デイサービスには受給者証が必要

でも、児童デイサービスというありがたいサービスを受けるためには、市からいただく受給者証が必要です。

とりあえず、すぐに市役所に電話して、手続きに必要な物を聞いたり、どこに行けばいいかなどを聞いてみたりしました。

説明を聞くと柚樹の場合は、療育手帳を取って申請するのが一番手っ取り早いのでは?と思ったので「療育手帳を取りたい」と担当者に伝えました。

すると、「療育手帳を取るという事でいいんですね?!」というちょっと微妙なニュアンスの念押しが返ってきて、私も一瞬ひるんでしまったのですが(笑)、

「…??何かデメリットがあるんですか????」

「いえ、デメリットはないのですが、療育手帳を持っていると何か不利になるのではないかと気になさる方が多いので。でも、デメリットはないです。」

「デメリットがないなら、療育手帳が欲しいです!」

いうことで即、療育手帳習得のための手続きに入りました。

市役所で申請を出すと、知能検査をする日が指定されるので、指定された日に児童相談所に行って、知能検査を受けます。

児童相談所で、知的障害と認定されたら、療育手帳ゲット。

療育手帳があれば、その後の手続きもスムーズに行えて、受給者証が晴れていただけます。

受給者証をゲットしたら、通園させたいデイサービスに行って契約を結びます。

児童デイサービスに通う事は恥ずかしことではない

柚樹は、2歳代からデイサービスに通い始めました。

結果的には、知的障害児が通う幼稚園の方には入れていただけなかったので(泣)児童デイサービスで手厚く指導してくただいたことは、本当によかったなぁと思っています。

児童デイサービスに通うことを恥ずかしいと思ったり、人に知られたくないと思ったり、特別な支援を受けることに抵抗感を示す人が時々いるみたいですね。

私は、「受けられるサービスは、柚樹の発達のために何でも受けよう」と思っていたので、むしろ積極的にその中に飛び込んでいきました。

柚樹の場合、手をかけて教えてもらうと、出来るようになることがとても多かったので、療育を受けることでいろいろなことができるようになってきたんです。

その甲斐あってか、幼稚園時代にはまだ目に見える宇宙人的なところが残っていたものの、小学校に入ったあたりから適応がかなり進んだため、今、柚樹はアスペだから、とか、昔は知的障害だったから、とか、そういう本当のことを言っても、みんな冗談としか受け取ってくれません。
ついこの間も、中学のママ友と話をした時にも、そんな感じでした。
曰く「いつも女の子に囲まれているらしいね~」と。(^^;
単なるかわいらしいオタクとみてくれているらしいです。

中1の今となっては、周りの人はほとんど知らないです。
別に隠しているわけではありませんが、そういう話題になることはほとんどないので、自然とそうなってきてしまいました。

だから、心配することはないと思うんです。

それよりも、今、この時に伸ばせる力をしっかり伸ばしてあげることが大切かなって思います。
そして、幼児期の子どもの伸びって本当に大きいので、この時期を逃さず、1分1秒を大切にして言っていただけたらと思います。

(その子によって伸びる時期と伸びる幅はそれぞれ違います。私は柚樹が伸びる最大幅で伸ばすことができるようにという姿勢でいつもいました。最大限伸びて来られたは、分からないですけど…(^^; )

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