ストレスを感じにくい子育て 開き直ってズボラ思考で育てる

こんにちは
40代専業主婦のずぼら母ちゃんこと渡辺さつきです。

今日は本で学んで変わった「しつけ感」についてお話したいと思います。

大雑把な子育てで、ひたすら待つ

自閉症スペクトラムであるかどうかに関わらず
「子どものしつけは言いきかすことが基本。たたくとかの調教的な関わり方は、結果的には大きくなってから苦労する」
って思って、今までも育ててきていました。
たたくとかはマイナスな感情がむき出しになってしまうため、たたく方もたたかれる方も本来の目的を見失ってしまうので、しつけには結びつかないと思うから。

例えば、牛乳をこぼしちゃった場合、
・後始末をどうすれるのかを覚える事、
・次に牛乳をこぼさないためにどうするか
が大事なのに、手をたたいちゃうと、もしかしたら子どもは牛乳を自分では入れてはいけないという風に思っちゃうとか、失敗した相手に罰を与えてもいいんだという風に受け取っちゃうとか、思ってもいなかった考え方に結びついちゃうかも、ということ。

それでも、やはり自閉症スペクトラムがある柚樹の場合、はあ?と思ってしまう事が時々あり、イラっとする事もあったんです。

でも、本を読んでからは、もっともっと丁寧に関わった方が、そして場合によってはもっともっと大雑把に子育てをした方が、後が楽になりそうという事に気付きました(もっと丁寧にについては、また明日お話します)。
私がイライラしてもいい結果にはつながらないし、いい意味で開き直っちゃえ!って思ったんです。

だって、ものすごく苦手なんだもん、しょうがないじゃん!って感じです。

もう苦手だから、何もかも無理無理!!知~らないって、投げ出すって意味じゃないですよ、もちろん。
何といっても私は根っからのずぼら人間ですから、後で困ったことが大きくなって、いろいろ面倒な事になるのが一番嫌いなんです。
少ない労力で最大限のパフォーマンスが理想。
だから、キチンと要点を押えて、コスパ狙いで日々の生活を送りました!

・分かる時期というものがあるから待ちの姿勢を貫く
・落胆しないでおおらかな気持ちでいる
・凸凹の能力の高い所に合わせて接しない
・小さな進歩に喜びを表現する
・柚樹の好きな事を利用して苦手な部分を伸ばす
・そしてすぐに結果は求めない!ある日突然できたりするのが、自閉症スペクトラムの不思議!!

ずぼら母ちゃんにはぴったりの心得!
ま、しつけに限らず、おけいこ事でも勉強面でも、全ての事に言える事なんですけれど。

開き直りで気持ちが明るくなった

開き直れると、私の気持ちにも余裕ができてきました。

今までは、外出している時になんかちょっと柚樹が困った事をすると、周りの目が気になってすごく肩身が狭かったりとか、しつけができなくて母親失格って思われているんじゃないかと思ったりとか、いろいろな事を考えて、その場から逃げ出したくなるような気持ちになったりもしました。
でも、しょうがないなあって笑えるようになってからは、たとえその場を離れる時であっても、楽しい気持ちで、笑顔で場所を移ることができるようになったんですね。
この気持ちの変化は大きかった。

I am OK. He is OK.

誰も悪くないんです。いまは、まだできないだけ。
言ってきかせて、まだできないうちは、機が熟していないんです。
そのうち必ず機は熟す…この思考ができると本当に心が軽くなります。

やっぱり、自閉症スペクトラムの子のしつけって、難しい事が多いと思うんです。
我が家には3人子どもがいますが、唯1人男の子だという事を差し引いても、やっぱり柚樹はむずかしい。
2人だけの世界で生きているんだったら悩む事も少なくなるのですが、そうではなく、もちろん普通の社会の中で生きていかなくてはならないわけで。すると他の人との関わりの中での悩み事が多くなってくるわけです。

そうすると、わたしがなんだかよくわからないプレッシャーに押しつぶされそうになっちゃうんですよね。

育て方が悪かったんじゃないか。
もっと話しかけなくちゃいけないんじゃないか。
テレビばかり見せていたからじゃないか。
妊娠中に何か変な物を食べたからじゃないか。

きっと、あなたもそうじゃないかな?
でも、誰も悪くない。何も悪くない。
柚樹は柚樹。
目の前で楽しそうに何かに没頭している柚樹が可愛い、愛おしい。
それがすべてです。

周りの人にどう思われても、
今はまだ無理なんだから、仕方ない!
そう唱えて、笑い飛ばしちゃってください。笑うと気持ちが楽になりますよ。

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